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対前年成長率

2024年2月期連結本決算経常見通し上方修正。

 【業績予想/決算速報】イオンファンタジー<4343>が4月1日に発表した業績予想によると、2024年2月期本決算の経常損益は前回予想(2,700百万円)から上方修正され、4,450百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは3,633百万円を予想している。

業績予想修正の理由

(連結) 2024年2月期において、国内は、メダル部門・時間制遊具部門が前年より売上高の改善が進みました。また、高ROI モデルの戦略的小型店は年間106 店舗を出店し、売上・利益改善に貢献いたしました。結果、営業利益は期初の計画を上回りました。アセアンは、アミューズメント業界内やプレイグラウンド業界内で店舗数・売上ともに第1位まで成長したマレーシア、フィリピンが好調に推移いたしました。売上高について、国内は計画より5.2%減。アセアンは計画より22.2%増になりました。営業利益について、国内は荒利益率の高いメダル部門の売上が改善し、コスト改善が進んだことにより、計画より約+5.7億円。アセアンは計画より約+6.5億円改善いたしました。中国はコロナ影響からは回復したものの、経済活動の不透明感と感染症の流行により、売上は伸び悩み、売上高・営業利益は前年より改善したものの、売上高は計画より約30%減、営業利益は計画より約▲16.5億円未達となりました。 連結の売上高は、当初予想より5.2%減。営業利益は当初予想より4.3億円下回りましたが、経常利益は為替差益を約11.7億円計上したことにより、連結経常利益は44.5億円となり、当初予想より17.5億円上回りました。また、2月に中国事業の不採算店舗について特別損失として減損損失、閉店損失引当金繰入額を約3.5億円計上いたしましたが、親会社株主に帰属する当期純利益は12.5億円となり、前期の▲33.7億円を大きく上回り、黒字回復いたしました。以上の結果、当期の連結業績は、売上高、営業利益は前回予想を下回る見込みとなりましたが、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見込みとなりました。(単体)売上高は前回予想より5.2%下回りましたが、荒利益率の高いメダル部門の売上改善が進み、コスト低減も進めた結果、営業利益は約45.7億円を計上する見込みで期初の計画40億円を上回る見込みです。為替差益の計上により経常利益は当初予想を68.4%上回る見込みです。当期純利益は中国の業績回復が遅れたことにより関係会社事業損失引当金繰入損等を特別損失に計上することにより、▲3.9億円の見込みです。

決算カルテ

【発表実績】(経常利益)
【発表通期予想】(2024/02 経常利益)
対前年同期進捗(累積)対従来予想対コンセンサス対前期対従来予想対コンセンサス
-
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-
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+237.6%
上方修正
+22.5%

通期予想

2024/04/01 15:00
決算期区分発表日売上高営業利益経常利益当期利益
2023/02 会社実績 2023/04/12 72,690 849 1,318 -3,376
2024/02 会社予想 2024/04/01 81,750 3,570 4,450 1,250
2024/02 従来予想 2024/01/12 86,200 4,000 2,700 600
2024/02 コンセンサス 2024/03/29 82,567 3,600 3,633 1,433
2024/02 Q4 コンセンサス 2024/03/29 21,657 1,722 1,500 1,300

※単位は百万円、は今回発表内容

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