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2025年8月期連結本決算経常見通し下方修正。19.7%増益を予想。

【業績予想/決算速報】AVANTIA<8904>が4月11日に発表した業績予想によると、2025年8月期本決算の経常損益は前回予想(2,000百万円)から下方修正され、19.7%増益の1,100百万円になる見通し。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(40百万円)から下方修正され、247百万円の赤字となる見通し。
業績予想修正の理由
当初、戸建住宅市場は2024年8月期下期をボトムとして徐々に回復に転じ、主力の中部圏においても他地域に遅れながらも上期後半には回復に転じる想定でおりました。しかし、愛知県の市中在庫が過剰な状況が長期化する中、他地域以上に第一次取得者層のマインドが下押しを続け、当上期後半にようやく底打ちが見え始めました。 上記を背景として、戸建住宅事業の販売件数が当初の計画を118件下回ることとなり、セグメント売上高、利益ともに第2四半期(中間期)の業績予想を下回る見通しとなりました。 足元の事業環境、とりわけ愛知県を中心とする戸建住宅市場の実需のマインドは徐々に回復に転じ始めておりますが、当初の想定より遅れて回復していく見通しに変更しております。そのため、下期の戸建住宅事業の販売件数は当初の計画を下回る見込みとなり、セグメント売上高、営業利益ともに下期計画を下回る見通しとなりました。一方、富裕層を中心とする不動産投資需要は引き続き旺盛であり、投資用不動産の売買を中心とする不動産流通事業は、当初計画に準じて進捗する見通しを持っております。また、下期に竣工、引渡しが集中する予定のマンション事業と一般請負工事事業についても、上期の受注は順調に進んでおります。 これらの事業環境を踏まえ、実需を中心とした戸建住宅事業における下期のセグメント売上高および利益はそれぞれ当初計画を下回る一方、その他の各セグメントについてはおおむね当初の計画通り進捗する見込みで、中間期の業績を踏まえつつ、通期業績予想を上記の通り修正いたします。
決算カルテ
対前年同期 | 進捗(累積) | 対従来予想 | 対コンセンサス | 対前期 | 対従来予想 | 対コンセンサス | |
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-
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-
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-
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| +19.7%
◎
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下方修正
×
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-
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通期予想
2025/04/11 15:30決算期 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2024/08 本 | 会社実績 | 2024/10/15 | 71,021 | 946 | 919 | 589 | |
![]() | 2025/08 本 | 会社予想 | 2025/04/11 | 73,000 | 1,300 | 1,100 | 700 |
2025/08 本 | 従来予想 | 2025/01/14 | 82,000 | 2,200 | 2,000 | 1,200 | |
![]() | 2025/02 中 | 会社予想 | 2025/04/11 | 26,975 | -217 | -247 | -330 |
2025/02 中 | 従来予想 | 2025/01/14 | 34,000 | 50 | 40 | 26 | |
※単位は百万円、は今回発表内容