大手精密化学メーカー。ヘルスケア（予防、診断、医療）、マテリアルズ（高機能材料、グラフィック）、ビジネスイノベーション（ドキュメント）、イメージング（フォトイメージング、光学・電子映像）の4事業。医療機器、バイオCDMO、ヘルスケア製品、半導体材料、電子材料、記録メディア、デジタルカメラ、カラーフィルム、オフィス用複写機・複合機などの開発・製造・販売。ヘルスケア事業（内視鏡、医薬品の受託製造、医用画像情報システム、医療IT）を成長の柱に、医薬品開発、メディカルシステム、AI・ITソリューションビジネス、培地、デジタル病理事業分野に注力。傘下に富士フイルム、富士フイルムビジネスイノベーション（旧富士ゼロックス）、富士フイルム富山化学工業、富士フイルム和光純薬を持つ。2015年iPS細胞製造の米セルラー社を買収（約370億円）、米医療ITメーカーのテラメディカ社を買収、2016年和光純薬工業を武田薬品工業から買収。2018年武田薬品工業と再生医療分野で提携、ENEOSホールディングスGの細胞培養培地事業2社を買収（約8億ドル）。2019年大正製薬HDとの業務提携を解消、米医薬品大手バイオジェン社の製造子会社を買収（約8.9億ドル）、日立製作所から画像診断関連事業を譲受（1790億円）。