電子デバイスメーカー、（旧）日本写真印刷。印刷加工技術を基盤に産業資材（加飾フィルム、サステナブル資材）、ディバイス（タブレット、ガスセンサー）、メディカルテクノロジー（医療機器）の３事業。主力製品はパソコン・携帯電話・家電・自動車部品に使用される転写工法「IMD」によるフィルム製品・印刷関連資材、蒸着紙（世界トップ）、携帯端末やデジタル機器向けのタッチパネル「FineTouchシリーズ」（タッチ入力部品で世界トップレベル、米アップル社へ供給）。メディカルテクノロジー事業は低侵襲医療用の手術機器や医療用ウェアラブルセンサー、フェースシールド・感染対策マスクを供給。その他、子会社は水素ディテクター（トヨタの燃料電池自動車、Daimlerに採用）を生産。2015年蒸着紙（特殊紙）の世界最大手ベルギーのHIG社を買収（60億円）、共同印刷<7914>と出版印刷・商業印刷事業で生産提携（2016年資本業務提携、2018年一部事業を譲渡）。2019年情報コミュニケーション事業（東京地区）を共同印刷に譲渡（関西地区に集約）。2020年オリンパスから米国の治療機器工場を譲受。主要取引先はAPPLE OPERATIONS LIMITED。